マヤ・アンジェロウといえば、アメリカで最も影響力のある黒人女性として有名で、全米で知らない人はいません。
彼女の名言から勇気づけられた人も多いです。というかアメリカ人全員といってもいいでしょう。
今回、マヤ・アンジェロウのかんたんな経歴、生涯について、偉業について、ちょっとしたエピソードについて、紹介していきますよ。
マヤ・アンジェロウ、プロフィール
マヤ・アンジェロウ(Maya Angelou)
出身地:アメリカ、ミズーリ州セントルイス
生誕:1928年4月4日
死没:2014年5月28日
享年:86歳詩人、歌手、女優
かんたんな経歴、だれしもが尊敬する詩人だった
マヤ・アンジェロウは1928年に、アメリカのセントルイスに生まれました。
幼いときに親が離婚。
彼女は祖母にひきとってくれて、祖母と暮らすことになりました。
おばあちゃんと暮らしていたころ、彼女にとって最悪な事がおこってしまいました。
まだ幼い彼女は、母親の彼氏に性的な虐待をうけてしまったのです。
大きな精神的ショックをうけた彼女は、数年間は言葉もあまり話さないようになりました。
16歳、高校在学中に子供を出産。シングルマザーになります。
それから彼女は子どものため、自分のために、一生懸命働きました。
歌手として、ダンサーとして、またはウエートレスとして働きました。
彼女の心はとても熱く、人々を魅了しました。
すぐに舞台の中心に立ち、成功することができました。
その後も映画脚本や作曲家、劇作家、女優、人権運動家、ジャーナリストなど、いろんな分野で大活躍しました。
51歳、小説『歌え、翔べない鳥たちよ』を発表。自伝小説でした。
これがベストセラーとなり、現在も人気の作品となっています。
65歳、アメリカ大統領の就任式で祝詩を披露しました。
これは、黒人女性初の偉業で、ビル・クリントン元大統領の熱い要請を受けたのでした。
2014年5月28日、マヤ・アンジェロウは86歳で、自宅で安らかに息を引き取りました。
偉業は?名言がすごい
マヤ・アンジェロウの偉業といえば、もはや存在自体と言っても過言ではないはずです。
でもそんな中でも、彼女の「名言」から勇気をもらったという人が多いです。
アメリカ大統領の就任式での祝詩に選ばれたのも素晴らしいことですが、これも言葉に強さがあったからでしょう。
ちょっとその名言を紹介していってみます。
見てみると、やっぱり言葉ってすごく力強いですね。
少し自由になった気がしました。(・∀・)
郵便切手のエピソード
マヤ・アンジェロウが亡くなった翌年でした。
アメリカは彼女の追悼切手を発行したのです。
その切手には、彼女の発言とされた 、
「“A bird doesn’t sing because it has an answer, it sings because it has a song.”(鳥は答えがあるから歌うのではない、歌があるから歌うのだ)」
と、詩が入れられました。
でもこの詩は彼女の言葉ではなく元々は、児童文学作家のジョーン・ウォルシュ・アングランドの本からの引用だったということがわかりました。
切手の刷り直しをするかと思われたのですが、
「マヤ・アンジェロウはインタビューなどでよくこの発言をしていた。この言葉は彼女を象徴している」
として、刷り直しをしませんでした。
まとめ
ということで、
マヤ・アンジェロウの生涯!詩人の名言から学ぶ人生でした
・幼いころは壮絶な人生だった!
・いろいろな分野で一流の活躍だった!
・アメリカ大統領の就任式で祝詩を披露した!
・名言でみんなが勇気づけられた!
最後まで読んでいただきありがとうございます^^