安土桃山時代

江って(浅井三姉妹)どんな人物?エピソードや美人説は本当?

は、「浅井三姉妹」の三女ですね。。

信長の姪で、謎が多い彼女ですが、本当に美人だったのでしょうか。

どんな人か分かるエピソード美人説は本当なのか、紹介していきますよ。

 

江(崇源院)、プロフィール

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本名:浅井江
誕生:1573年
死没:1626年11月3日
享年:54歳
時代:安土桃山時代-江戸時代初期

 

「浅井三姉妹」の三女・江とは?

やけに知名度の高い「浅井三姉妹」ですが、その三女・江とはどんな人物だったのでしょうか。

ここでは、江がどんな人物だったのか、どんな人生だったのか、カンタンに紹介していきますよ。

 

1,江ってどんな人物?

江は、浅井長政とお市の方(信長の妹)の娘です。

茶々、初、江と呼ばれるこの姉妹は「浅井三姉妹」として有名で、江は三女にあたります。

戦国一の波乱万丈な人生だった姉妹として有名です。

 

こちらの記事で、姉妹たちをカンタンにわかり易く紹介していますよ。

 

で、江はのちに徳川将軍となる徳川秀忠の正室になります。

そして江は、徳川将軍・家光の母親です。

 

2,波乱万丈な人生?

姉妹は、「戦国一、波乱万丈な人生」を送ったとして有名です。

その由来をザックリと紹介していきますよ。

 

が生まれてすぐ、伯父である信長によって小谷城(浅井家の城)が落とされ、父・長政は亡くなります。

そこで、三姉妹と母・お市の方は救出されて、織田家に預かってもらうことになります。

信長は、少々シスコン気味であったようで、お市の方や三姉妹のためにありとあらゆる贅沢をさせたようです。何不自由もない暮らしをさせたと記録が残っています。

 

この小谷城の墜落については、こちらの記事でもわかり易く紹介しています。

>>>信長は浅井長政の頭蓋骨をコップにしてた?小谷城の悲劇って?

 

 

、本能寺の変で信長は亡くなってその後、母・お市は柴田勝家に嫁ぐことが決まって、姉妹も引き取られます。

この暮らしも長くは続かず、戦で豊臣秀吉に追い詰められ、母・お市と柴田勝家は共に自害します。

その後、3姉妹は諸説あるのですが、豊臣秀吉、もしくは織田家に引き取られます。

お市が秀吉に娘たちを頼んだという説もあります。

 

 

ののち、江は佐治一成という織田とのつながりが強い武将と結婚します。

しかし、秀吉が権力を強くすると共に、離縁されます。

 

 

して、次は秀吉の甥で、養子でもあった豊臣秀勝と結婚します。正しくはさせられました。

秀勝との間には完子という娘が生まれました。

この完子を茶々が引き取って育て、九条という貴族の家に嫁がせています。

 

 

ののち、徳川家康の子、秀忠と結婚します。

その2年後に長女・千姫が生まれます。生まれた子供は女の子が5人、そして男の子は家光、忠長です。

家光は徳川将軍になっていますね。

 

 

は54歳で亡くなっています。

浅井、織田とすでになくなった家の娘が将軍家の祖となるとは何とも皮肉な話です。

 

 

3,天皇の祖先にあたる?

上にも書いたように、江は、秀吉の甥で、養子でもあった豊臣秀勝と結婚します。

で、完子という娘を生んでいます。

この完子は、江の姉・茶々が引き取って育て、九条という貴族の家に嫁がせています。

 

その完子の子孫が、大正天皇の皇后(お嫁さま)になっています。

完子の子孫は、現代の天皇のお祖母様にあたるのです。

つまり、江は、今の天皇の先祖になるのです。凄いことですよね。(・∀・)

 




江の人物像が分かるエピソード?

がどういう人物であったか、実は詳細はわかっていません。

かなり小柄で華奢だったということが骨格からわかっています。

姉・初も小柄な美女です。

茶々だけがお市(母)と長政(父)に似て背が高かったそうです。

 

妬深い人であったといううわさも多くみられます。

最後の夫・徳川秀忠、第二代将軍には「保科正之」という隠し子がいました。

その「保科正之」は、江と秀忠の子、家光に重んじられて、幕府の重要人物となります。

でも、お手付きになった侍女の子で、側室の子供ですらないのです。

この隠し子をめぐって養母とモメたなどといった説もあり、江がヒステリックで強烈なヤキモチ焼きだったという噂はここから来ています。

 

は謎の多い人物です。子供である千姫の方が有名ですね。

千姫は豊臣秀頼、そして、本田忠刻の妻ですが、実に美しい姫だったそうです。

秀忠の容姿を考えると、江ゆずりであったようです。

また、千姫を家康はものすごくかわいがっていたというので、比較的家族の間柄は良かったようです。

 

がどういう気質であったかは少し難しい部分ですが、夫秀忠は戦闘で大きな傷を負う戦い方をする、熱血型でした。

徳川はそういう戦い方をする武将が多い家です。

二番目の夫豊臣秀勝も武将でしたから、小説やドラマでの江は、肝が据わった芯の強い人として描かれることが多いです。

 

まとめ

謎が多い江ですが、母親と同じく何度も結婚するという憂き目にあっています。

戦国の女の定めですが、子供には恵まれたことが幸いだったのかもしれません。

 

ということで、江についてカンタンに語るには、

・華奢な美人だった

・めっちゃ嫉妬深かったらしい

・江は天皇の先祖!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます^^

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りょーま(管理人)
れきし上の人物.comの運営者。「かんたんにわかり易く」をモットーに、歴史が苦手な人向けに、記事を作成しています。難しい話は省いて、通説を元に書いていることをご理解の上、気軽に読んでください。m(__)m