ウィリアム・ラムゼイ卿といえば、スコットランド出身の科学者ですよね。
「希ガス」のアルゴンを発見して、ノーベル化学賞を受賞したすごい偉人です。
今回、ウィリアム・ラムゼイ卿のかんたんな経歴について、「希ガス」って何?について、紹介していきますよ。
ウィリアム・ラムゼイのかんたんな経歴
1852年、ウィリアム・ラムゼイは、イギリスのスコットランドで生まれました。
彼の叔父も学者さんで、地球科学の学問のプロでした。「地質学者」なんて言ったりします。
彼自身、幼いころから勉強は優秀で、順調に地元の大学まで進みます。
そこでは、化学者のトーマス・アンダーソンに弟子入りし、さらに多くを学びます。
その後、ドイツの大学に留学したりして、博士になります。
その後は、地元のスコットランドに戻り、再びトーマス・アンダーソンのところで助手をして、働きました。
27歳、イギリスのブリストル大学で、化学の教授になります。
その後、29歳ころで結婚。(のちに娘と息子が生まれました)
同時にこのころに学長になり、多忙な時期となりました。
それでも研究がしたいラムゼイは、なんとか時間をつくりだし、化学の研究に没頭しました。
35歳、イギリスのトップ大学の化学の教授になりました。
この時期でいろいろな発見をして、のちの偉業につながっています。
42歳、彼はレイリーという学者の講演に参加しました。
レイリーは化学の大発見になるかもしれない持論を持っていて、ラムゼイもそれに興味を持っていました。
講演のあと、ふたりは深く語り合い、今後これを追求することにしまたした。
これが、彼らの最大の功績である、希ガスの「アルゴン」の発見へと繋がりました。
この大発見により、ふたりともノーベル賞を受賞しています。
その後も、ラムゼイは化学の研究に入れ込みつづけました。
1916年7月23日、64歳で鼻腔癌によりこの世を去りました。
彼の夜に与えた功績は大きく、彼の名を由来したハイスクールもできています。
「希ガス」ってなに?
ウィリアム・ラムゼイ卿は「希ガス」を発見したから偉いんでしょ?
じゃあ「希ガス」ってなに?って事ですよね。
Wikipediaによると、希ガスとは第18族元素のことで、どうやら、
第18族元素(だいじゅうはちぞくげんそ)とは、長周期表における第18族に属する元素、すなわち、ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドン・オガネソンをいう。なお、これらのうちで安定核種を持つのは、第1周期元素のヘリウムから第5周期元素のキセノンまでである。
とのこと。
ぜんぜん意味わからないですね。ヽ(´ー`)ノ
なんとなくわかるのは、アルゴンは希ガスの一種で、現在では産業に欠かすことのできないもの。って感じ?
ラムゼイたちがそれを発見したおかげで、それに着目することができて、産業の発展に一役買ったと。
アルゴンガスって溶接に使われているイメージが強いですかね。
ちなみに、ウィリアム・ラムゼイ卿なんて言って「卿(きょう・けい)」が付いてますが、別にハーフだったとかじゃないです。
これは、イギリスの称号のLordやSirの訳語です。
まとめ
ということで、
ウィリアム・ラムゼイ卿ってどんな人?希ガスを発見しノーベル賞を受賞した!でした。
・希ガスのアルゴンを発見した功績によって、ノーベル化学賞を受賞したすごい偉人!
最後まで読んでいただきありがとうございます^^