オスカー・シュレンマーといえば、芸術家ですね。
舞台の「トリアディック・バレエ」は有名で、当時としてはとても斬新なものでした。
今回、オスカー・シュレンマーのかんたんな経歴、有名な作品はについて、紹介していきますよ。
オスカー・シュレンマー、プロフィール
オスカー・シュレンマー(Oskar Schlemmer)
出身地:ドイツ
生誕:1888年9月4日
死没:1943年4月13日
享年:54歳芸術家
かんたんな経歴、何した人?どんな人?
オスカー・シュレンマーは、1888年にドイツで生まれました。
6人兄弟の末っ子でした。
彼は12歳のときに両親を亡くしてしまいました。
そのため兄弟たちは、早くから自立しなければなりませんでした。
彼も15歳ころには、装飾の見習いの仕事をはじめました。
そのころから芸術に興味を持ち始め、その後、職業芸術学校で有名な画家たちから、芸術を学びました。
すっかり芸術にハマった彼は、ドイツの有名な画家・アドルフ・ヘルツェルに弟子入りし、バシバシ勉強しました。
26歳ころ、1914年に第一次世界大戦が始まると、戦争に参加しました。
戦争では負傷したりするも、軍事作図部隊で活躍し画力が活きました。
戦後はまた芸術に、のめり込みます。
彫刻を始めたりもしました。
32歳で結婚。
結婚をしたこともあり、総合芸術の学校「バウハウス」で働くことにしました。
最初は、彫刻関係の授業を教えていました。
しかし、彼はそのうち舞台芸術にも興味をもちはじめました。
34歳ころ、彼は舞台で「トリアディック・バレエ」を上演し、成功させました。
これは、ダンサーたちが奇抜な衣装を着てするバレエで、とても斬新で素晴らしいものでした。
これがきっかけで出世していきました。
順調に出世していくと思いきや、1930年ナチスの影響が強くなり、彼の芸術は「退廃芸術」とされ、追い払われます。
学校「バウハウス」も辞めさせられ、他の芸術学校に移るも、その学校も閉鎖。
また他の学校に移ったりと、大変な思いをしました。
晩年はスイスの国境近くに移住しました。
ナチスの影響が強くなってきたためです。
そこで絵を描いたり、最期まで芸術活動をしていたのでした。
彼はまさに芸術の偉人で、芸術界に与えた影響は大きかったのでした。
有名な作品は?
オスカー・シュレンマーの有名な作品といえば、舞台「トリアディック・バレエ」ですね。
まずどんなものか動画を探してみました。
こんな感じだそう。
で、「トリアディック」というのは、「三つ組み」という意味なのだそうです。
この舞台は「滑稽な場」「荘厳な場」「幻想的な場」の、3場面があります。
そして、3人のダンサーが、12通りのダンスを、18種類の衣装を付けて踊ったのでした。
とにかくこの舞台は「3」にこだわったものだということです。
たしかに動画をみると、なんだかずっとみてしまいますね。
上の動画は1970年となってるっぽいので、当時の再現なのでしょう。
でも当時としてはかなり斬新だったことでしょう。(・∀・)
まとめ
ということで、
オスカー・シュレンマーを3分で!芸術家で有名な作品は?でした。
・有名な芸術家で、彫刻家でもあり画家でもあった!
・舞台「トリアディック・バレエ」が有名!
最後まで読んでいただきありがとうございます^^