タイラス・ウォンといえば、美術家で芸術家。
ディズニーやワーナー・ブラザースと深く関わり、彼なくして今のエンターテイメントはないというほどです。
今回、タイラス・ウォンのかんたんな経歴、やっぱり1番の偉業は「バンビ」について、紹介していきますよ。
タイラス・ウォン、プロフィール
タイラス・ウォン(Tyrus Wong)
国籍:アメリカ
出身地:中華人民共和国 江門市 台山市
生誕:1910年10月25日
死没:2016年12月30日芸術家、美術家
かんたんな経歴、何した人どんな人?
タイラス・ウォンは、現在の中国江東省に生まれました。
9歳で、父親といっしょにアメリカに移住します。
それからずっとアメリカ暮らしで、国籍もアメリカとなります。
(事情は謎ですが、このときから別れた母、姉とは生涯連絡をとらなかったそうです。)
中学の時、学校の先生から美術の才能を見出され、さらに美術に没頭しました。
そして28歳くらいで、ウォルト・ディズニー社に就職しました。
ディズニー社では、「ミッキーマウス」や「バンビ」の動画制作に関わりました。
特に深く関わった「バンビ」は、彼を伝説とされるほど大作になりました。
しかし彼自身は入社から3年後、映画「バンビ」が公開される前に引退しました。
その後、ワーナー・ブラザースに就職。
ワーナー・ブラザースも超有名で、トムとジェリーとかハリーポッターとか紹介しきれないくらい大作を出しています。
58歳くらいで引退しました。
引退後は特に凧にハマり、芸術的な凧の作品をたくさんつくりました。
その他にもいろいろな芸術作品を残しました。
そして2016年12月29日、106歳で亡くなりました。
死因については公表はありませんが長寿でしたし、老衰だったか、何らかの病であったと思われます。
やっぱり1番の偉業は「バンビ」
タイラス・ウォンの1番の偉業といえばディズニーの名作映画「バンビ」の原画を担当したことでしょう。
「バンビ」ってどんなだったっけ?って人はこちら。
YouTubeのディズニー公式にこんな動画がありました。
超有名な鹿ですね。(・∀・)
彼はバンビという映画を会社が作ろうとしていると知り、森に実際に入り浸り、ひたすら鹿を描き続けました。
彼がその時描いたと思われるものはこんな感じ。
The alluring atmosphere and sentiment in Tyrus Wong’s pastels for Bambi have been a great source of inspiration for me #RIP #tyruswong pic.twitter.com/iZBd5MGSzx
— Claire Keane (@claireonacloud) 2016年12月31日
*日本語訳*
タイラス・ウォンのバンビのためのパステルでの魅惑的な雰囲気と感情は、私にとって大きなインスピレーションの源です。
なんだかもの凄いエネルギーを感じますよね。それでいてすごく暖かいような気もします。
これらの絵画をウォルト・ディズニーに見せたところ、一撃でバンビに採用されました。
バンビの生みの親になったことにより、ファンや関係者からは「伝説」と呼ばれるようになりました。
ディズニーは、「彼がディズニーのために働いたのは3年間だけだったが、彼が及ぼした影響は計り知れない」とし、「ディズニーレジェンド」という賞を受賞しています。
やっぱり彼の1番の偉業は「バンビ」によって、ディズニーや世界に影響を与えたことでしょう。
ちょっと豆知識ですが、元々「バンビ」はイタリア語で、「幼い、初心者、素人」のような意味だったのだそう。
でもディズニーのこの映画が有名になってから、「バンビ」は小鹿のことを指すようになったのだそうですよ。
まとめ
ということで、
タイラス・ウォンってどんな人?ディズニー名作「バンビ」の生みの親でした。
・タイラス・ウォンはバンビの生みの親!
・ディズニーレジェンドという賞を受賞した!
・ワーナー・ブラザースでも活躍した!
最後まで読んでいただきありがとうございます^^