そうだ、神社に行こう!知れば知るほど日本の神様が好きになる!?

最近、神社巡りや御朱印集めをする女子たちが増えてきているそうです。そういう女子たちは神社ガールと呼ばれているらしい。みなさんは、どんなときに神社に行きますか?

七五三詣、初詣、合格祈願、安産祈願やお宮参りなど神様に何かのお願い事をしたいときに神社をおとずれますよね。あなたの願い事、ほんとうにその神社で大丈夫ですか?

「なにそれ!」と思ったあなた、ちょっとだけ神社について学んでみましょう。読み終わるころには神社に行きたくなるかもしれませんよ。

 

神社の神様はとびっきりの挫折を味わった存在だった。

神様はわざわざ参拝にきてくれたことをとても喜んでくれています。そして、願い事を叶えるサポートをしてくれます。でも、神様は万能ではありません。それぞれ、得意分野があります。それをご神徳といいます。

よく神社でみかける看板に「安産祈願」「健康長寿」「商売繁盛」「合格祈願」など書いてありますよね。あれです。あれが、その神社に祀られている神様の得意分野ということです。

その得意分野であるご神徳はどのようにして決まるのでしょうか。答えは、神様が立ち直れないぐらいの挫折を味わったことにより、ご神徳が決まる、というものです。

 

具体例を見ていきましょう。

東京都港区にある愛宕神社。ここは江戸時代徳川家康の命で江戸を火事から守る防火・防災の神として祀られました。主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)といいます。

火の神様として全国で信仰されています。この神様は古事記・日本書紀にも出てきます。伊邪那美(いざなみ)が最後に産んだ神様です。

なんと、生まれてくるときに、母伊邪那美の産道を焼きながら出てくるのです。伊邪那美はそのときの火傷が原因で死んでしまいます。怒った父伊邪那岐(いざなぎ)はその場で火産霊命を切り殺してしまいます。火傷を負わせたことで実の母が死んでしまい、自身は父に切り殺されてしまう。

とびっきり挫折してますよね。それが防火の神様として信仰されているという不思議な事実。防火どころか、燃やしてるじゃないですか!と突っ込みどころ満載です。

 

別の神様の例も見てみましょう。

武田信玄が戦勝祈願を行った諏訪大社は日本一の軍神タケミナカタの神が祀られています。

タケミナカタは国譲り神話に登場する神様で、タケミカヅチと力比べをします。その結果、両腕を引きちぎられて投げ飛ばされ、諏訪湖まで追い詰められてきます。そのとき、タケミナカタの神は「この地から出ません。国を譲ります」と誓ったとされます。

ここでもタケミナカタの神はこれでもかってぐらいの挫折を味わっています。日本一の軍神と名高いタケミナカタの神のご神徳は戦いに勝たせてくれることです。「自分、負け取るやないかい!」と責めないであげてください。

 

挫折を味わった神様のご神徳がなぜ真逆のことなのか。それは「のちの世の人に同じ思いをしてほしくない」という神様の強い御意志があるからです。これは人も同じですね。子を持つ親なら親が味わった苦労や挫折や苦しみを子供たちに味あわせたくないとがんばる。日本の神様はそんな強い志をもって私たちの願いをサポートしてくれる存在なのです。

 

神社の扱い方に違いがあった!織田は滅び、徳川は太平の世をつくった

神社の扱いが正しければ、サポートを受け、扱いを間違えれば身を滅ぼしかねない強力なパワーを持つのも神社の特徴です。

戦国時代の人気の武将織田信長は天下統一をめざし、戦国の覇者武田信玄に戦いを挑みます。そして信長は武田家が大切にしていた諏訪大社の建物を全て焼いてしまいます。信長と言えば、京都の鬼門を護っていた比叡山延暦寺と日吉大社も燃やしています。鬼門とは魔物が入ってくる方角のことです。

諏訪大社には戦国武将からとても大切にされていた戦勝の軍神が祀られていました。非常に攻撃的な願いが集まる神社でもありました。その願いを封じ込める役割をしていたお社を燃やすということは、人々の心に宿る恨み辛みのようなネガティブな感情を世に開放するということです。

そして、京都の鬼門である延暦寺と日吉神社を燃やしたことで、世に放たれた邪気が京都にも流れ込みます。信長は京都本能寺で明智光秀に殺されることになりました。

 

徳川家康は信長の死後、諏訪大社を再建し、諏訪大社の宮司を務めていた諏訪家のひとたちも大切に扱いました。諏訪大社を再建したことで、魔を封じ込める軍神のサポートが得られ、天下統一に大いに役に立ちました。

 

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日本の顔、総理大臣も神様を味方につけている。

神社を大切にして成功を掴んでいたのは、昔の人たちだけではありません。現在総理大臣を務めている安倍晋三さん。今総理大臣を4期勤めていて、歴代第5位の長期政権を引っ張る国のリーダーです。

知る人は少ないかもしれませんが、実は安倍さん第1期のときは、わずか一年足らずですぐに辞任してしまいました。それが、なぜ、再び支持を得て復活を果たし、長いこと総理大臣を続けていられるのでしょうか。

それは、本人の努力や周囲のサポートはもちろんですが、安倍晋三さんも、ちゃっかり神様のサポートをつかんでいるのです。

安倍さんは自分のルーツは東北の安倍氏でアラハバキという神様を信仰しています。アラハバキは神話の時代中央政府から侵略され、追われ、虐げられた一族の長でした。その神様のサポートを得られたことで、復活後、いろんな苦難を乗り越えて長期政権が続いているのです。

 

安倍さん以外で長期政権を築いた人を紹介しますね。第45代、48~51代に首相を務めた吉田茂さんは箱根神社を信仰していました。第87から89代まで首相をつとめた小泉純一郎さんは、神奈川県にある走水神社によく参拝していました。

箱根神社も走水神社も知る人ぞ知るパワースポットです。神様のサポートを得ることで大きな成功をつかむことができるのであれば、どんどん神社に行きたくなりませんか?

 

まとめ

・神様は自分が味わった挫折を後の世の人に味あわせないために、協力にサポートしてくれる存在。

・織田信長は神社を燃やして滅び、徳川家康は神社を大切にしたから天下統一できた

・政治のトップも神様のサポートを大いに活用していた

 

訪れたい神社がどのようなご神徳を持った神様が祀られているのか、事前にリサーチした上でお参りすると、強力なサポートによって願いが叶いやすくなるかもしれませんね。

 

(筆者・紫鶴)